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展示風景映像:「草間彌生:近作」2020年、オオタファインアーツ上海
音楽:ermhoi、 映像:Zhang Xinsheng
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オオタファインアーツ上海では、現在草間彌生の個展「草間彌生:近作」を開催しています。「わが永遠の魂」シリーズからの15点のモノクローム絵画が壁に掛かり、また鏡面仕上げのステンレス彫刻群によるインスタレーション「雲」が床を蓋う展示となっています。本展で新たに、モノクロームの美的可能性を探究する草間。多彩な色をあえて排除することによって、作品上では草間の描くフォルムがよりはっきりと現れ、これまで繰り返し登場してきたモチーフそのものの強さを明らかにします。「わが永遠の魂」シリーズが10年を迎えたタイミングに描かれたこの絵画群は、私たちの同シリーズの見方に問いを投げかけ、更新を迫ります。いまなお表現の幅を広げ続ける草間彌生の絶え間ない革新、妥協のないビジョン、そして世界中の人々の心ひきつける魅力に迫ります。
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展示風景:「草間彌生:近作」2020年、オオタファインアーツ上海
©YAYOI KUSAMA, Courtesy of Ota Fine Arts 撮影: Zhang Hong
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展示風景:「草間彌生:近作」2020年、オオタファインアーツ上海
©YAYOI KUSAMA, Courtesy of Ota Fine Arts 撮影: Zhang Hong
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作家について
草間彌生は1929年に松本で生まれる。幼少期の幻覚や幻聴を元に水玉と網目模様をモチーフに絵を描き始める。単一モチーフの強迫的な反復と増殖を通して自己消滅という芸術哲学を発展させる。90年代以降、野外彫刻や、バルーンや電飾を用いた大型インスタレーションを発表。世界中で個展や回顧展を開催。2016年「文化勲章」受勲。
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