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screening さわひらき/南隆雄
さわひらき、南隆雄 2009年10月21日 - 11月14日 Tokyo 勃興する東アジアのアートシーンでは劇場映画やアニメーションの影響もあり、映像表現がこれまでになく親和性が高いメディアと考えられています。 この度の展覧会では私どものギャラリー・アーティストであるさわひらきと南隆雄のふたりの作品の中から、特に特徴的な8つの試みをご紹介いたします。 Read more -
スローガン
猪瀬直哉、照屋勇賢、島田美子、アキラ・ザ・ハスラー 2009年9月7日 - 10月10日 Tokyo 私どものギャラリーのある中央区勝どきはもともと「勝 ち鬨」と表記され、軍隊が「えいえい、おー」と声を上 げる雄たけびを意味します。スローガンの語源は北部 ヨーロッパで使われていたゲール語による「えいえい、 おー」、まさしく「勝どき」であると最近知って興味を 持ちました。 ちょうどこのギャラリーは美的であるよりも何かのメッ セージ性や政治性をはらんだ作品を好む傾向があって今 回の展覧会ではそんな作品... Read more -
もうひとつの小沢剛
小沢剛 2009年7月21日 - 8月29日 Tokyo 8月1日より広島市現代美術館では、個展「小沢剛―透明ランナーは走り続ける」が、また9月5日より福岡アジア美術館で「西京人」という日中韓のアーティスト・ユニット(チェン・シャオション Chen Shaoxiong、ギム・ホンソックGimhongsok)として参加するなど、小沢剛はこの夏も元気です。 広島での個展では、「JIZOING」や「ベジタブル・ウェポン」、「なすび画廊」といったこれまでの代表的... Read more -
イ・スギョン / 見附正康
イ・スギョン、見附正康 2009年5月30日 - 7月4日 Tokyo イは1963年にソウルで生まれ、現在もソウルで活動を続けています。自国の文化の記憶や現代人の共通感覚をもとに幅の広いコンセプチュアルな作品を展開するイですが、今回の展示では伝統的な陶磁器工房から集めた不完全な破片を再構成した立体と、辰砂と呼ばれるスティック状の鉱物で描かれた炎のドローイングを展示いたします。「Translated Vases」と呼ばれる陶磁器の作品は42点のグループで構成され、青白... Read more -
梅田哲也「迷信の科学」
梅田哲也 2009年4月25日 - 5月23日 Tokyo 梅田哲也は日用品や家電を改造し組み合わせた装置を作 り出します。 時に光や音を発し、動きを伴うその装置 は周囲の環境や空間と関係を作りながら観るものをたち まちひきこみます。 その活動は空間インスタレーションやライブパフォーマ ンスなど多岐にわたり、これまでに「門」(ARCUS、 2008年)を始め、「クリテリオム」(水戸芸術館、 2008年)や「Extended Senses」(NTT In... Read more -
樫木知子
樫木知子 2009年3月13日 - 4月17日 Tokyo 樫木の描く人物像は、時に断片化し、部屋、あるいは庭といった、限られた空間に配置され、人とにじみ出る存在感を絵画表面に閉じ込めています。平滑なテクスチュアと流麗な描線は、一見日本画と見まがうほどですが、作品は全てアクリルで描かれ描いた画布の上をサンダーで削り、再び描くというプロセスを経て、滑らかな絵画表面と幾重にも重なる色層の背景を獲得しています。近世絵画や平安仏画、さらに松園や栖鳳の美人画をも彷彿... Read more -
さわひらき
さわひらき 2009年1月31日 - 3月6日 Tokyo さわひらきは、これまでどこでもない情景やこの世にはありえない風景を映像の中に表現してきました。 これらは作家の住むアパートの廊下や浴槽にはられた水の表面、世界中に取材した風景などの現実を切り取り、また再構成することで風景を異化させようと試みてきました。 日本では4年ぶり3回目となる今回の個展では、ふたつの新作が発表されます。メインフロアのSiltsではこれまで映像の中に描かれるだけの空間が具体的な... Read more -
竹川宣彰
竹川宣彰 2008年11月22日 - 2009年2月17日 Tokyo この度の展覧会では、家族や自らのポートレートと地上に出るまで7年を地中で過ごす蝉の生涯時間を掛け合わせた絵画《セミの羽化と私》シリーズに加えて、アサリ貝の殻の表面にある輪紋と呼ばれる年齢形質のパターンをモチーフにした絵画とインスタレーションを発表いたします。 竹川の関心事は蝉の年譜やアサリの殻のパターンに見られるような、時間が織りなす装飾性と、その時間の蓄積に見る風景のありようです。 それはとり... Read more