私のかいたことばに あなたのナミダをながしてほしい: 草間彌生
【完全予約制】
https://airrsv.net/OtaFineArts-Tokyo/calendarからご予約のうえご来場ください。
*来場日4週間前から予約が可能になります。
オオタファインアーツは、草間彌生の個展「私のかいたことばに あなたのナミダをながしてほしい」を開催いたします。〈わが永遠の魂〉シリーズより最新作を含む絵画33点と、インスタレーション作品の《CLOUDS(雲)》を出展します。〈わが永遠の魂〉は、同時期にヴィクトリア・ミロ(ロンドン)、デビッド・ツヴィルナー(ニューヨーク)でも展覧され、コロナ禍においてもたゆまず制作を続けてきた作家渾身の101点を全世界に紹介いたします。
2009年から継続して制作を続けてきた〈わが永遠の魂〉。194 x 194 cmの大判キャンバスに代表される同シリーズですが、2018年頃からは100 x 100 cmのサイズに集中して取り組むようになりました。その成果の一部は、モノクローム・ペインティングによる同シリーズにおいて実を結びます。作品は、シンガポール及び上海の弊廊で開催した個展「草間彌生:近作」で公開され、世界中で反響を呼びました。
そして今、各国がパンデミックの波に襲われるなか、草間は色彩の世界に再び戻り、キャンバスのサイズに130 x 130 cmを加え、日々制作を続けています。〈わが永遠の魂〉と名づけられた作品群は、制作開始から12年の時を経て800点を超えるまでに成長しました。このたび出展される33点は、その膨大なアートワークの中でも特に直近の3年から選りすぐられたものとなっています。
見どころはそれだけではありません。《CLOUDS(雲)》によって、ギャラリーの床は多数の雲をかたどったステンレスの鏡面体に埋めつくされます。壁面に展示された絵画の描線が、光り輝く金属の表面においてまさに乱反射し、〈わが永遠の魂〉が画廊全体を満たす効果を生み出すものとなっています。
草間がコロナ禍の世界に向けて発信した次のメッセージには、草間の旺盛な制作の背景にある思いが綴られています。
我々の念願の彼方に輝く絶大なる希望を、いつも願ってやまない
その光こそ来たれ
それは我々が待ち望む大いなる宇宙の輝きである
(一部抜粋)
世界を救おうという作家の強い意志が、キャンバスに向かい続ける日々を支えています。ぜひ、その芸術作品を通じて、草間の魂に触れてください。
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