草間彌生
このたびオオタファインアーツでは草間彌生がここ最近制作した絵画作品を集め上記の日程で展覧会を開催します。
カムバックしたクサマを決定的に印象づけたニューヨーク近代美術館での個展や今年1月に開催されたサーペンタイン・ギャラリー(ロンドン)での個展、シドニー・ビエンナーレへの参加、そしてこの秋に予定されているヨーロッパ、アジアの美術館を巡回する最新インスタレーションの展覧会とますます意欲的です。
滝口修造に愛でられたドローイングやドナルド・ジャッドのフォーマルな視点から評価されたペインティング、またフェミニストの陣営からたびたび引用されるそのモチベーションというように多様な作品が解釈の多様性を生む豊かな作家として国際的に認知されるに至りました.ながらく異端の作家であった草間彌生のまさに「フル・ブルーム」(東京現代美術館での個展タイトル)といえましょう。
今回の展覧会では120号のトリプティック作品(192x390cm)の大作から手のひらサイズの小品まで約40点のペインティングを中心にギャラリー空間をカラフルに染め上げます。カラリスト、草間彌生をどうぞご高覧下さい。