見附正康: 見附正康
見附正康は1975年石川県加賀市生まれ。現在も加賀市に在住し制作しています。石川県立九谷焼技術研修所を卒業後、福島武山に師事し九谷に伝わる赤絵の技術を取得しました。
酸化鉄で描かれる赤絵は中国の南宋時代に作り出されたあと日本に伝播し伊万里や京都そして九谷でその装飾を発達させました。見附は伝統的な赤絵の作風に従い人物や花鳥も描きますが、繊細な線描で描かれる独特の文様やパターンは特徴があり魅力的です。瓔珞(ようらく)や七宝文と呼ばれる古くから伝わる文様を部分部分で用いながらこれまでなかったような全体イメージを獲得することに成功しています。この傾向は中心を生かした大皿に描かれる作品にとりわけ顕著でひとつの到達点に達しているかのようです。
本展ではここ数年の間に制作された大皿4点と蓋物2点、花瓶1点の計7点を展示いたします。
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MASAYASU MITSUKE
Untitled 2005
Kutani ware, akae (red enameled)
ø47 x 10cm
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MASAYASU MITSUKE
Untitled (covered box) 2007
Kutani ware, akae (red enameled)
ø19.5 x 12.5cm
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MASAYASU MITSUKE
Untitled 2007
Kutani ware, akae (red enameled)
ø47 x 10cm
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MASAYASU MITSUKE
Untitled (covered box) 2007
Kutani ware, akae (red enameled)
ø27.5 x 21cm